面付け作業に関する技術ノート(プリプレスでの検討事項)
面付けとは、個々のページやラベルを1枚の印刷版上に配置する工程です。主な目的は、後加工、特に製本を伴う出版物において、印刷、折り加工、断裁後にページが正しい順序で現れるようにレイアウトを最適化することです。製版工程に進む前に、以下の主要な要素を確認する必要があります。
1. プリプレスの主要な確認事項
- ジョブの性質:片面印刷か両面印刷か、また、ばら紙、チラシ、複数ページの折り丁のいずれであるかを判断します。
- 製本方法:これは面付けレイアウトにとって最も重要な要素です。
- 中綴じ:ページを入れ子にして折り目に沿って針金で綴じます。
- 無線綴じ:折り丁を重ねて背で接着します。
- 糸かがり製本:折り丁を糸で綴じます(高品質な書籍で一般的です)。
- 上製本(ハードカバー):くるみ製本やケーシングのために追加の余白が必要です。
- ページの向き:
- 縦向き:高さが幅より大きい。
- 横向き:幅が高さより大きい。
- 折り丁:最終的な仕上がりサイズに折り畳まれる大きな用紙を折り丁と呼びます。面付けでは、折り順と「クリープ」(内側のページが外側にずれる現象)を考慮する必要があります。
2. 一般的な印刷方法(面付けスタイル)
① 片面印刷用紙の片面のみを印刷します。通常、ポスター、パッケージ、ラベルなどに使用されます。
② シートワイズ / 表裏
表と裏で2つの異なる版を使用します。片面を印刷した後、用紙を裏返し、別の版で裏面を印刷します。
③ ワーク・アンド・ターン
最も一般的な「自己反転」方式です。表と裏のレイアウトを同じ版に面付けします。
- 工程:用紙の片面を印刷し、水平方向に反転させ(同じグリッパーエッジを維持)、裏面を再度印刷します。
- 結果:用紙を半分に断裁すると、同一の完成品が2部得られます。非常に効率的で、製版コストを節約できます。
ワーク・アンド・ターンと同様に両面を1つの版に配置しますが、用紙を垂直方向(天から地へ)に反転させます。
訂正と更新:現代の高速印刷では、裏面に異なる「グリッパーエッジ」が必要となるため、この方法はほとんど使用されません。用紙が完全に直角で、印刷機が極めて正確でない限り、見当ずれ(位置ずれ)を引き起こすことがよくあります。一般にはワーク・アンド・ターンが採用され、この方法は避けられます。
3. 専門的な改良(訂正)
- 用語の更新:現代のデジタルプリプレスでは、「鉄線綴じ」は現在、一般的に中綴じと呼ばれています。
- 塗り足しと断裁:断裁後に白い縁が残らないよう、面付けには常に最低3mmの塗り足しを含めてください。
- クリープ補正:厚い中綴じ冊子の場合、用紙の厚みによって内側のページが押し出されるため、面付け時に内側の余白を調整(縮小)する必要があります。
- カラーバーとマーク:カラーバー、見当マーク、折りマークが断裁領域の外側で、用紙サイズ内に配置されていることを確認してください。